こんにちは

皆さん、「やりかた」って知ってますか?

丁張(ちょうはり)とも言いますが、

上の写真のように、木でつくった囲いが「やりかた」です。

一度くらいは目にした事ありますよね?

この「やりかた」は基礎の通りや高さの基準となる目印で、

これを基に業者さんが基礎を造っていきます。

例えば、この「やりかた」が曲がっていると、当然基礎も曲がって出来上がります。

最初にして一番大事な作業です。

この「やりかた」の作業の中でも、一番大事なのが、正確な直角を出すことです。

正確に直角を出せないと、ゆがんだ建物になってしまいます。

今は機械があるので、簡単に直角を出すことができますが、

昔の人はどうやって直角を出していたのでしょうか?

一番簡単な方法は、「3:4:5」の法則です。

子供の頃にならったピタゴラスの定理ですよ。

巻き尺などの長さを図る道具があれば簡単に直角を出すことができます。

子供の頃の勉強もなかなか馬鹿にできないものです。